業務の改善と組織の活性化
企業はISOによって企業内の各業務の手順と責任の所在を明確にし、標準化することで品質を保つ仕組みを構築でき、「品質」に対する意識を高め、現状の業務の改善と共に組織の活性化につなげることができます。また定期審査があるため品質システムのレベルが継続的に維持できるというメリットがあります。
またISOの基準により一度製品・サービス内容を整理することで、今後の品質改善の計画が立てやすくなります。さらにトップの示す品質方針・計画が全社員に周知徹底でき、さらに内部でお互いに監査する制度が導入されるので業務改善・品質改善が促進できます。
長良川木材事業協同組合の認証
長良川木材事業協同組合は中国木材グループの一員として2017年4月に品質保証システム「ISO9001:2015」年版を取得し、現在に至っています。
森林認証
森林認証制度は第三者機関が、森林経営の持続性や環境保全への配慮等に関する一定の基準に基づいて森林を認証するとともに、認証された森林から産出される木材及び木材製品を分別し、認証材として表示管理することにより、消費者の選択的な購入を通じて持続可能な森林経営を支援する仕組みです。
当組合は中国木材グループの一員として一般社団法人 緑の循環承認会議(SGEC)の認証を取得しております。
SGEC森林認証制度はPEFC国際森林認証制度と相互承認しております。
クリーンウッド法 木材関連事業者登録証
「合法伐採木材等の利用及び流通の促進に関する法律(クリーンウッド法)」(2017年5月20日より施行)に基づき、2025年に木材関連事業者(第一種・第二種) に登録しました。長良川木材事業協同組合の取り扱うすべての木材製品について、合法性の確認を行っています。
木材調達のポリシー
①長良川木材事業協同組合は持続可能な木質資源を活用し、森林の健全な育成に貢献することを目指します。
②森林破壊の原因となる違法伐採による原木・資材は購入しません。
③トレサビリティーを重視し、透明性のある適切なサプライチェーンの構築を目指します。
④世界的な森林認証制度、国産材のおける合法木材の認定制度など、国や地域における実情にあわせた適切な管理システムの活用を目指します。